失業保険のために求職活動実績を簡単に作る方法。職業相談の例も紹介【ハローワーク】

現在進行形でハローワークに通って失業保険をもらっているふーかです。

仕事を辞めたあとに支給される失業保険。

失業保険をもらうためには一月に2回以上の求職活動実績が必要です。

求職活動実績といってもなにをすればいいの? という悩みは失業したばかりの人なら誰もが思いますよね。

そこで僕が実際に求職実績と認められた方法をわかりやすく解説します。

体験談なので求職実績作りに困っている人の参考になるはずです。

失業保険を受給するために必要な求職活動実績

失業保険を受給するために必要な求職活動実績は以下の通りです。

 初回認定日2回目以降の認定日
自己都合の場合求職活動3回(説明会含む)求職活動2回以上
会社都合の場合求職活動1回(説明会のみでOK)求職活動2回以上

初回認定日は雇用保険説明会に参加することで1回とカウントされますが、自己都合退職の場合は3か月の給付制限の間に説明会以外に2回の求職活動が必要です。

会社都合の場合でも、2回目の認定日以降は2回以上の求職活動実績が必要になります。

認定日と認定日の間は約4週間なのでその間に2回は求職活動を行わなければなりません。

4週間で2回となるとゆっくり仕事を探したい人には難しいですよね。

そんな人でも簡単に求職実績を作る方法を僕の体験談から紹介します。

ハローワークの窓口で職業相談

一番簡単な求職実績の作り方はハローワークの窓口で職業相談を行うことです。

とはいえ初めてだとなにを相談すればいいのかわかりませんよね。

そこで簡単な質問内容を例を交えて紹介します。

0. 事前準備

ハローワークにあるPCから興味がある求人を探して求人情報を印刷します(これだけでは求職活動実績にはならないので注意)

印刷した求人情報を持って相談窓口に行きましょう。

1. 必要な経験や資格についての質問

  • 必要な資格に●●とありますが、持ってなくても受けることはできますか?
  • 推奨経験に●●とありますが、似た業務で●●なら経験していますが受けられますか?

資格や経験についての質問は鉄板です。

自分の持っていない資格や経験が歓迎スキルとして記載されていればチャンスです。

聞いたところで「歓迎スキルなのでなくても大丈夫だと思います」と返ってくると思うので、「わかりました、検討します」と言っておしまいです。

2. 転勤や勤務場所について

  • 転勤の可能性ありと書いてありますが、具体的にはどこに飛ばされる可能性があるんでしょうか。
  • 勤務場所は新橋と書いてありますが、客先常駐はありますか。
  • 地元での就職を考えているのですが、相談に乗ってほしい。

転勤についてはおそらく「求人に書いてある企業のホームページを確認してください」と言われるでしょう。

2度目以降は使えませんが、求職活動実績を得るために一度窓口で聞いてみるといいでしょう。

客先常駐は「あるかどうかはわからないので面接で聞いてみては」と言われました。

3. 労働時間について

  • 残業時間が月平均10時間と書いているが、この情報は間違いないでしょうか。
  • この求人はみなし残業を採用していますか。

残業時間を聞いてもはっきりとした回答は得られないと思いますが、一応確認しておきましょう。

みなし残業を採用している場合は求人票に書いてありますが、最初の1回は聞けば書いてある場所を教えてくれるので聞いておきましょう。

4. 履歴書や職務経歴書の書き方について

  • 履歴書 or 職務経歴書を書いてきたのですが、内容を確認していただいてよろしいでしょうか。

これは実際に履歴書や職務経歴書を書いていかなければならないので少しハードルが高いですね。

ですが就職活動に役立つのは間違いないので、求人に応募する前に一度ハローワークの窓口で確認してもらうといいでしょう。

5. その他

  • PC端末でフリーワード検索がしたいのですが可能ですか?
  • 有給休暇取得率はわかりますか?
  • 離職率はわかりますか?

フリーワード検索の質問をする場合は検索したい単語を考えてから聞きましょう。職員がその場で求人検索をしてくれる場合があります。

僕は「社内SE」という単語で検索してもらいましたが、その場でいくつか求人票を印刷してもらいました。

有給消化率や離職率は答えてもらえないと思いますが、聞くだけ得なので聞いておきましょう。

6. 窓口の職業相談の注意

窓口の職業相談は一番簡単な求職活動実績を作る方法です。

認定日にハローワークに行く際は、ついでに窓口で現在の求職状況などを話すだけでも求職活動としてカウントされるので必ず利用しましょう。

ただし1日に複数回相談しても求職活動実績は1回しかカウントされないので日付をずらして職業相談を行いましょう。

ハローワークのセミナーや説明会に出席する

何度も職業相談に行くのは気が引ける、という人はハローワークのセミナーを利用しましょう。

窓口で「近いうちに開催されるセミナーはありますか?」と聞けば教えてくれますし、ハローワークの掲示板にも貼ってあります。

当日参加が可能なものも稀にありますが、予約制の場合が多く定員数も10~30人程度と少ないので早めの予約をしておきましょう。

ギリギリになって定員オーバーで参加できずに求職活動実績が足りない、という結果にならないように注意しましょう。

転職サイトで応募する

ハローワークまで行くのもめんどくさい! という人はインターネットの求人サイトでエントリーするのが手っ取り早くおすすめです。

手順としては

  1. 求人サイトに登録
  2. 興味のある会社を選び、エントリーする

これだけです。

自己PRや志望理由などを書くこともなく、過去の経験と以前の勤務先での職務内容を入力するだけで応募が完了しました。

応募した時点で求職活動実績になるので認定日の前日に応募しても間に合います。

実際に応募しているので窓口相談よりも求職活動をしている感が出るのもおすすめポイントです。

ただしインターネットで求人を検索するだけでは求職活動実績にカウントされないので応募まで行うようにしましょう。

失業保険の不正受給についての注意

失業保険の不正受給をしてバレた場合、受け取った金額の3倍を返還しなければなりません。

絶対に失業保険の不正受給はしないようにしましょう。

失業保険の不正受給で多いのは以下の2つの事例です。

・求職活動を行っていないのに虚偽の申告をした
・就労による収入を得ているのに申告を行わなかった

求職活動を行っていないのは論外ですが、就労による収入の申告漏れは認識違いで発生することがあります。

例えば株やFXで単発で収入を得ても申告の必要はありませんが、長期にわたってトレードで収入を得ている場合は就労とみなされる場合があります。

「もしかして就労したことになるのかな?」と思ったときは素直にハローワークで相談してみましょう。

就労による収入が発生していても働いた日数分だけ支給日が後ろにズレるので失業保険をもらえる金額が減ることはありませんのでご安心ください。

求職活動実績を簡単に作る方法まとめ

失業保険のために求職活動を行うのは面倒ですが、嘘の申告でその場しのぎをするのは絶対にやめておきましょう。

ハローワーク窓口での職業相談、セミナー、インターネットでの応募など簡単に求職活動実績を作る方法はたくさんあります。

ちょっとした手間で不正受給の心配もなくなり、失業保険を受け取ることができるので求職活動はきちんとしておきましょう。

ハローワークが近くにあるなら窓口での職業相談が一番簡単でおすすめです。

ハローワークが遠い場合はインターネットでの応募をすることで交通費の節約、外出の手間を省けるので積極的に利用しましょう。

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