登場当初は環境をぶち壊し、即ナーフを食らった過去もあるデュアルスイーパーカスタム。
今もその射程と優秀なサブスぺに魅力を感じて担いでいる人も多いのではないでしょうか。
今回はそんなデュアルスイーパーカスタムのギア構成と立ち回りについて紹介します。
ちなみに筆者であるふーかは全ルールウデマエXで最高Xパワーは2477、デュアルスイーパーカスタムで2477まで上げました。
レート上位勢には及ばないかもしれませんが、デュアルスイーパーカスタムについてある程度の理解はできていると思います。
目次
デュアルスイーパーカスタムの特徴
デュアルスイーパーカスタムは無印のデュアルスイーパーと性能は変わりません。
- 1発28ダメージの確定4発・キル射程は試し打ちライン3.1本分(プライムシューターと同等の射程)
- 塗り射程は試し打ちライン4.2本分
- スライド後射撃で精度はよくなるがキル速が変わらない
- スライド後の硬直時にずり移動ができる
マニューバー最長の射程を持っており、キル速は劣るもののその射程はプライムシューターと同等です。
とはいえチャージャーやスピナーほどの射程はないのであくまで中衛ブキの射程ですね。
ほかのマニューバーと違ってスライド後のキル速上昇がないですが、スライド後は弾の乱数が減りエイムの精度が上がります。
また、スライド後の姿勢を維持したままずり移動することができるので生存力はかなり高いブキです。
デュアルを担ぐときは自分でキルを取る意識を持つのはもちろんですが、デスを減らす気持ちも持っておきましょう。
サブはスプラッシュボム。
言わずと知れた優秀なボム。地面に当たって約1秒で起爆します。
接地から爆発までが早いので気づいてからよけるのが難しく、死に際に地面に転がすだけでもキルを取れることがあります。
デュカスは寄られると弱いので近づこうとする敵への牽制や、高台に投げて敵を動かしたり、オブジェクト周りの混戦に投げて事故キルを狙う運用が多いです。
ボムの爆風がかすればメイン3発で倒せるようになるのでボムを投げて同時にメインでキルを取りに行く動きも強いですね。
スペシャルはアメフラシ。
必要スペシャルポイントが210と多めですが、デュカスは塗り性能が高いのでそこまで辛くはありません。
アメフラシは発動後の隙が少なく使い勝手がいいのでオブジェクトに投げたり有利ポジションに投げて使いましょう。
雨で削ればメインでの確定数も減るので雨と同時に前に出るのがおすすめです。
デュアルスイーパーカスタムの立ち回りについて動画でも紹介
デュアルスイーパーカスタムの立ち回りとギア構成について動画でも解説しています。
実際にガチマッチをプレイしながら立ち回りやギア構成について話しています。
話が長い! 文字読むのはめんどくさい! という人は動画をどうぞ。
動画と記事両方を見ていただければデュカスの立ち回りがさらにレベルアップするはずです。
デュアルスイーパーカスタムのギア構成
デュアルスイーパーカスタムは必須ギアで枠を取られ、立ち回りによってギア構成もかなり変わるブキです。
個人的におすすめは
- デュカスの必須ギアで0.3か1.0は積みたいメインインク効率アップ・ボムでキルを狙っていく立ち回りならサブインク効率アップ
- 激しいインク消費をカバーするためにインク回復力アップ
- 打開を素早く行うためにスペシャル増加量アップ
- デス後にさまざまな効果を発揮するカムバック
- デスからの復帰を早められる復活時間短縮
- 前線復帰のリスクを減らせるステルスジャンプ
デュカスはメインのインク消費が激しいのでメイン効率は必須です。最低でも0.3、個人的には効率がいいと言われてる1.1は積みたいですね。
また、サブも優秀なのでサブ効率も積んでおきたいですね。こちらも僕は1.1積んでいます。
両方の効率を積んでいてもインク管理がきついのでインク回復力アップも0.2積んでいます。
スペシャル必要量が210ポイントと多いので打開をスムーズに行うためにスペシャル増加量アップも積んでおいて損はないです。余ったらつけておきましょう。
そしてほとんどのブキで高い効果を発揮できるカムバック、復活時間短縮は定番ですね。ガンガン前に出る動きをするなら積んでおけるだけ積みたいギアです。
ステルスジャンプも前線復帰を早めるために有能なギアですが、デュカスは積みたいギアが多すぎるので僕は採用していません。
普段からほかのブキで積んでいて前線にガンガン飛ぶ癖がある人は積んでおくとリスクが減るでしょう。
その他0.1ずつ積んでいるギアについてはスパッタリー・ヒューの立ち回り考察記事で紹介しています。
デュカスのギアはメインで戦うのか、ボムに頼るのか、最前線に出るのか、中衛ポジで動くのか、など立ち回りでギア構成が変わります。
僕は前衛~中衛ポジションで動きながらボムで牽制しつつメインでキルを取る立ち回りなのでメインサブの効率アップをバランスよく積んでいます。
カムバックとスぺ増はデス時の打開用に採用しています。
ガチホコではサブインク効率をいくつか削って対物攻撃力アップを採用しています。ホコバリアを割る速度が上がるのは大きなメリットですからね。
上記のギアを参考に自分に合ったギア構成を見つけ出しましょう。
- メイン効率アップを0.3から1.1は必須・サブ効率、インク回復を積むとインク切れのデスが減る
- ゾンビ系ギアは枠があるなら積む
- ガチホコでは対物攻撃力アップの採用もアリ
デュアルスイーパーカスタムの立ち回り
デュアルスイーパーカスタムを使うときは持ち前の射程を使って、相手の射程外から一方的に倒せるように射程管理をしましょう。
相手に弾が当たる距離を体に染みつかせて相手が寄ってくるなら引いて、逃げるなら追いかけてキルを取りに行きます。
デュアルより短いブキを持っているときに自分がやられて嫌だったことを相手にしてやるイメージですね。
ただし敵が自分より射程が長いブキと戦う場合はガンガン前に詰めて射程の不利を潰しましょう。長射程は近づかれるほうが嫌ですからね。
デュアルは射程を生かせば立ち撃ちでも弾がでかいので問題なくキルを取れます。スライドは逃げと追撃用に使いましょう。
特にデュアルはインク切れしやすいブキなので、インクを5%使用するスライドは連発するとあっという間にインク切れしてしまうので注意が必要です。
中衛ブキだから前線から一歩引いて援護に徹する、という動きだけでは編成事故や仲間の前衛が弱かったときに勝てません。
積極的に前に出て敵が近づいてくる前に倒すイメージで動けるようになりましょう。弾速が遅いので敵の動く先を狙うイメージで偏差撃ちをすると当たりやすいです。
後衛の敵を誰も倒しに行かないなど、状況によっては裏どりも行って柔軟に動きましょう。
ただしキル速が遅いので1対2の状況を作られるとほぼ勝てないので注意しましょう。
デュアルは前衛ブキよりも広い視野を持って動くことが求められます。
寄られる前に敵の位置に気づければ射程を押し付けてキルを取れますし、味方と交戦中の敵がこちらに気づかないような距離から横やりを入れることもできます。
ボムは寄られた時の道ずれボムコロや乱戦に転がしたりクリアリングに使っていきましょう。
わかばなどのボムでキルを取るブキと違ってデュアルはメインでキルが取れるのでボムに頼りすぎるのはよくないですね。
インク消費が大きいので考えなしに投げていると寄られたり足元を取られたときにインク切れでデスしてしまうので、インクの残量と敵の位置に気を配りながら投げましょう。
ボムを投げたら逃げる敵の動きを予測してメインで追撃をかけるといいですね。ボムの爆風が30ダメージなので3発当てれば倒せます。
スペシャルのアメフラシは打開と押し込みに使っていきたいですね。
特に打開時は味方のスペシャルと合わせて使うようにするとスムーズに打開しやすいです。
吐く場所は打開時ならヤグラやホコなどのオブジェクト周り、敵が固まってそうなところに投げればOKです。
押し込む時は敵が打開に来るであろう場所を予想して待ち構え、敵が来たらそこに雨を流すイメージで投げると敵の打開を遅らせることができます。
デュアルスイーパーカスタムを持つべきステージ
普段はガチルールごとの立ち回りを解説しているのですが、僕の場合デュカスはルールごとではなくステージごとに採用するか決めています。
モズクやオートロ、エンガワやスメーシーなど射程の有利を押し付けやすいステージですね。
射程差を生かしやすいのは平面での撃ち合いなので、ステージの凹凸が少なく、障害物に邪魔されにくいひらけた場所で戦うことが多いステージでデュカスを持っています。
逆にBバスやフジツボのような射程差を生かしにくいステージではスプラマニューバーベッチューやスパッタリーヒューなどを持つことが多いですね。
相手の射程まで寄られやすいステージではデュカスはキツいです。
デュアルスイーパーカスタムの立ち回りとギア構成まとめ
デュアルスイーパーカスタムは射程管理とインク管理をしっかりできるようになれば大抵の相手に打ち勝てるブキです。
メインサブスぺすべてが優秀なので視野を広く持って前に出るタイミングと引くタイミングを間違えないように動けばウデマエもガンガン上がっていくでしょう。
射程の有利を押し付けて敵の届かないところからキルを取るのは癖になりますよ。
前衛から中衛まで幅広くこなせるデュアルスイーパーカスタムを使って射程管理の感覚を身につけましょう