YOUTUBEやTwitchなどのサイトでゲーム配信をする際に、独自性を出せる簡単な方法が顔出しです。
敵にヤられた時の反応や、喜びなどがはっきりと伝わり、自分の配信の独自性を出すことができます。
そんな顔出し動画を撮影するために絶対に必要になるのがWEBカメラ。
とはいえWEBカメラも種類が多く、ゲーム実況に適した製品がどれかはわかりにくいです。
そこでこの記事では現役ゲーム実況者の僕がWEBカメラの選び方と目的に合わせたおすすめのWEBカメラをランキングで紹介します。
目次
WEBカメラを使うメリットは顔出し配信・顔出し動画
ゲーム実況や配信でWEBカメラを使う一番のメリットはもちろん顔出し配信、顔出し動画が撮れることです。
顔出しをすることで声だけよりも感情やリアクションが伝わりやすくなり、視聴者への情報量が一気に増えるのでほかの配信者との差別化になります。
特にリアクションが重要なホラーゲームや、実際に体を動かすフィットネス系のゲームでは顔出しをしているほうが見ている側は圧倒的におもしろいです。
また、顔や表情が見えることでユーザーから配信者が近いものに感じられ、固定ファンがつきやすくなる効果も期待できます。
もちろんイケメンや美女なら顔出しをきっかけに爆発的な視聴者の増加も期待できます。
WEBカメラを選ぶ時のポイント
画素数
画素数は画面に映る映像を構成するドットの数です。画素数が多いほど高画質で映すことができます。
ただしあまり高画質にしても視聴者のモニターの最大画素数以上の画質は出せないのである程度の画素数があれば問題ありません。
ゲーム画面の端に自分のバストアップを映すだけなら100万画素以上あれば十分見れる画質になります。
200万画素以上なら細かい文字や、細部まできれいに映すことができます。
解像度
解像度は数値が高いほど細部まで綺麗な映像を映すことができます。
わかりやすく言うとYOUTUBEの右下の画質の値が解像度を表しています。
数字が大きいほど画質がよくなり、720P以上(1280×720)はHD画質と呼ばれます。
YOUTUBEのユーザーは一般的に720P以下で見る人が多く、ゲーム実況で画面の一部に顔を映すために使うだけなら720PのHD画質で十分綺麗な映像で映すことができます。
フレームレート(FPS)
フレームレート(FPS)は映像のなめらかさの指標です。
映像はパラパラ漫画のように連続した静止画のコマを映すことで動いているように見えています。
フレームレートは1秒間に描画する静止画のコマの数を表現しているので、フレームレートが低いと激しい動きを映したときにコマが飛んで、映像がカクカクしてるように見えることがあります。
動きの少ないゲーム実況動画では30FPSあればカクカクしていると感じることもほとんどないでしょう。
フィットネス系のゲームの動画を撮ったり、ダンスしたりなどの激しい動きを伴う動画を撮る予定がある場合は60FPSのWEBカメラを選ぶと滑らかな動画が撮れるのでおすすめです。
フレームレートも視聴者のモニターの最大FPS以上は出すことができませんが、最近のモニターは60FPSは出るものが多いので気にしなくて大丈夫です。
オートフォーカス
オートフォーカスはカメラのピントを自動で合わせてくれる機能です。
WEBカメラは小型なのでピントを合わせるにはカバーを外して内部のネジを回したりとピント合わせがめんどうな製品もあります。
基本的にゲーム実況程度の距離ならピントは合うはずですが、近距離のものを映したり全身を映したりすることもあるのでオートフォーカスがあると便利です。
内臓マイク
最近のWEBカメラには内臓マイクが搭載されていますが、お世辞にも性能はいいとは言えません。
ゲーム実況に使えるほどのレベルではなく、別途専用のマイクを用意することになるので内臓マイクの性能は気にしなくて問題ありません。
おすすめは接続が簡単で音質もいいUSBコンデンサマイクです。
1位 Logicool C922n
LogicoolのWEBカメラ最上級モデルC922n
このWEBカメラの最大の特徴は背景透過機能です。
グリーンバックがなくても自分以外の背景を透過し、自分の姿だけをゲーム画面に映すことができます。
部屋の余計なものを映さず、自然にゲーム画面の中に自分を溶け込ませることができるのは大きなメリット。
最大解像度は1080P(30FPS)、または720P(60FPS)を選択可能なので、普段は1080Pの高画質で映し、自分も動くフィットネス系のゲームをプレイするときは60FPSが出る720Pを選ぶといった使い分けも可能です。
動きのある動画でも300万画素センサーで綺麗に映し、HDオートフォーカスと光補正機能で部屋の明るさに合わせて最適な映像に調整してくれるので細かい設定が苦手な人も安心。
カメラねじがついており、三脚も付属しているため設置の自由度も高く使い勝手が非常いいWEBカメラです。
多少値は張りますが、2年間の保証がついており安心感があります。
有名配信者も使用している配信&録画用ツールXSPLITプレミアムの3ヵ月無料ライセンスも付属しているのでお得です。
ゲーム画面に自然に自分の姿を載せたい、高画質かつ高FPSで動きのある動画にも対応したいという人におすすめの最高スペックWEBカメラです。
2位 Logicool C270n
LogicoolのWEBカメラの中でも安価なC270n
約2000円とかなり安価なので多くのゲーム実況者が使用している人気商品。
画質は120万画素に720P30FPSとゲーム実況の顔出し用としては十分な性能を持っています。
暗いところで映しても自動で明るさを調整してくれる光量自動調整機能があるので、多少暗くてもコントラストの高い映像を映してくれます。
1位のc922nと同様、2年間の保証付き。
試しに顔出しを始めてみたい、手元動画を出してみたい、といった実写初心者におすすめの安価なWEBカメラです。
3位 Logicool C525n
C525nは1位と2位の中間くらいのスペックのWEBカメラです。
画素数は200万画素、解像度は720Pの30FPSとまさにミドルスペックといった感じですね。
高速オートフォーカス機能がついているのでフィットネスゲームやダンスなど動きの激しい映像でもしっかりと描写できます。
自動HD光補正機能で暗がりでもきれいな映像を映してくれます。
360度の角度調整が可能なので自分の好みのアングルから映すことができるので盛りやすいのも嬉しいポイント。
2年間の保証がついているので不慮の故障の際も対応してもらえます。
高画質で動きのある動画を撮りたい人におすすめのWEBカメラです。
ゲーム配信・YouTuberにおすすめのWEBカメラ3選まとめ
ゲーム配信・実況・YouTuberにおすすめのWEBカメラを3つ紹介しました。
すべてLogicool製品ですが、多くのゲーム実況者が使用しており確かな品質が保証されています。
最後に簡単に紹介したWEBカメラのおすすめポイントをまとめておきます
- 値段が高くても最高画質と背景透過機能に魅力を感じるならC922n
- 低価格である程度の画質で顔出し動画を撮れればOKならC270n
- 動きのある動画を撮る予定があるけどC922nほど高スペックを求めていないならミドルスペックのC525n
スペックと価格を考えて自分の用途にあったWEBカメラを選びましょう。