みなさんこんばんは、ふーかです。
YOUTUBEやOPENRECでゲーム実況動画の投稿や生配信をやっています。
そんな僕が実際に使っているキャプチャーボード「AVerMedia Live Gamer EXTREME GC550」をレビューします。
以前書いたゲーム配信・実況におすすめのキャプチャーボードランキング【YouTuber】の記事でも1位に紹介した名機です。
目次
キャプチャーボードとは
キャプチャーボードは家庭用ゲーム機の画面をパソコンに映すために必要な機器です。
ゲーム機本体にはゲーム画面を配信したり録画する機能がないので、パソコンにゲーム画面を映してパソコンの画面を配信したり録画しています。
キャプチャーボードと接続できるのは以下のゲーム機です。
- Switch、WiiU、Wii、GC、N64、SFC
- PS4、PS3、PS2、PS1、PS Vita、PSP(2000以降)
- Xbox One、Xbox 360
- iPone、iPad、iPod touch、Andoroid
※ 3DSはキャプチャーボードと接続できないため、本体を改造する必要があります。
基本的に据え置き型ゲーム機ならキャプチャーボードと接続できます。
ただし、HMDI接続以外の接続(黄・白・赤のAVケーブルなど)の場合、別途変換ケーブルや、専用のキャプチャーボードを購入する必要がある場合があります。
今回紹介しているGC550と接続できるのは以下のゲーム機です。
- Switch、WiiU、Wii
- PS4、PS3、PS2、PS1、PS Vita、PSP(2000以降)
- Xbox One、Xbox 360
- iPone、iPad、iPod touch、Andoroid
GC550を実際に使って撮影したゲーム動画
キャプチャーボードの性能を見せるには実際にGC550を使用して録画したゲーム実況動画を見るのが一番早いでしょう。
動画は僕がメインで実況しているスプラトゥーン2を撮影しましたが、動きの激しいシーンもしっかりと描画されていることがわかると思います。
GC550を使ってみてよかったこと
画質が綺麗
フルHDの1920×1080p/60fpsの高画質で録画・配信することができます。
先ほど紹介した動画も1920×1080p/60fpsで録画しています。
基本的にこれ以上の画質は家庭用ゲーム機には不要なので十分な性能です。
そもそもYOUTUBEだと基本的に自動で画質が設定されるので720pあれば十分。スマホだと480pになっていることも多いです。
そんな中で1920×1080pは十分すぎるほど綺麗な画質と言えるでしょう。
パススルー機能で遅延なし
パススルー機能とはゲーム画面をPCに出力するのとは別にモニターにも出力する機能です。
モニターに出力した映像は遅延がないので、ハードウェアエンコードで録画や配信をしている場合でも映像の遅延を気にする必要がありません。
GC550はパススルー機能を搭載しているので一瞬の判断が重要な格ゲーやFPS、TPSなどの実況にも問題なく使用できます。
ちなみにパススルーで繋げるのはモニターじゃなくてテレビでもOKです。
ソフトウェアエンコードなので生配信も低遅延
キャプチャーボードにはソフトウェアエンコードとハードウェアエンコードの2種類があります。
ソフトウェアエンコードはPC側で録画や配信時のエンコード(圧縮・変換)を行います。
そのため、ある程度のPCのスペックを要求されますが、低遅延で生配信にも向いています。
一方ハードウェアエンコードはキャプチャーボード側で録画や配信時のエンコード(圧縮・変換)を行います。
スペックが低いPCでも動く代わりに生配信をしたときにマイク音とゲーム映像にズレが発生することもあります。
GC550はソフトウェアエンコードのため遅延が少なく、生配信も快適に行うことができます。
キャプチャーソフトが初心者でも簡単に使える
GC550には専用のキャプチャーソフト「RECentral」が付属します。
録画中の動画を過去に巻き戻し、見返してカット編集することができるライブ編集機能も搭載しており、機能も充実している多機能キャプチャーソフトです。
GC550をPCにつなげてインストールするだけで難しい設定不要ですぐに録画をスタートできます。
配信も配信サイトの簡単な設定をするだけで始められるので、このRECentralが付属するのもGC550が初心者におすすめなポイントですね。
もちろんほかのキャプチャーソフトを使用することもできます。
幅広いゲーム機に対応
GC550はスイッチやPS4などのHDMI接続のゲーム機以外にも、コンポーネント端子が搭載されているためPS3、PS2、Wii、PSPにも対応しています。
1台のキャプチャーボードでこれほど幅広いゲーム機に対応しているのはGC550くらいです。
ただし、ゲーム機とコンポーネント端子を接続するためのケーブルは別途ゲーム機ごとに必要になるので注意しましょう。
PS3/PS2対応コンポーネントAVケーブル
Wii対応コンポーネントAVケーブル
PSP対応コンポーネントAVケーブル
GC550が対応しているゲーム機は以下の通りです。
GC550購入前の注意
USB3.0対応
USB3.0対応で、USB2.0には対応していません。
現在使用しているPCが古い型の場合USB3.0に対応していない場合があるためUSB差込口を確認しましょう。
差込口が青い場合はUSB3.0に対応しています。
現在は生産終了しており、上位機種GC550 PLUSがメイン機種
GC550は惜しまれながらも生産終了しており、品薄になっています。
現在は上位機種のGC550 PLUSがメイン機種になっているのでGC550が定価前後で手に入らない場合はGC550 PLUSを購入しましょう。
パススルー機能でモニター表示する際に4K画質で表示でき、遅延速度が0.07秒まで短縮されているなど基本性能はアップしています。
また、「CyberLink PowerDirector 15 for AVerMedia」という動画編集ソフトが付属します。
普通に買うと1万円以上するソフトが付属するのはお得ですね。
生配信だけじゃなく動画を編集して投稿したい! という人はGC550 PLUSがおすすめです。
ただし、コンポーネント端子が削除されているため、PS3、PS2、Wii、PSPと接続することはできません。
スイッチ・PS4のゲーム配信におすすめのキャプチャーボードGC550のまとめ
スイッチやPS4などの家庭用ゲームを配信するためにはキャプチャーボードは絶対に必要なものです。
その中でもGC550はスペックも高く、対応ゲーム機も幅広いのであとから別のゲーム機を配信したくなっても大丈夫。
ゲーム実況初心者ならGC550を買っておけば間違いないでしょう。